9歳女児殺害した被告、死刑求刑にも表情変えず捜査批判

2017年3月、千葉県松戸市立六実(むつみ)第二小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん(当時9歳)が殺害された事件が起きました。裁判員裁判で、死刑を求刑された元同小保護者会長のS被告(47)は表情を変えることなく、「私は無実無罪でございます。検察側の主張は架空の事実で、証拠は捏造です。非常に腹立たしい」と、逆に捜査当局による捜査の非を訴えました。

裁判は、千葉地裁で2018年6月4日から始まりました。S被告は肩までのびた白髪まじりのボサボサ髪で足元がおぼつかない様子でした。被害者参加制度を利用したリンちゃんの父・ハオさん(35)は連日出廷し、母・グエンさん(31)は衝立で傍聴席から見えないようにして13日の証人喚問から参加しました。夫婦の傍らには笑顔のリンちゃんの遺影が置かれていました。

検察側が、登校中に連れ去られ、殺害されるまでに受けたとされるリンさんの被害を説明すると、ついたてを挟んで傍聴していたグエンさんのむせび泣く声が響きました。

「人間性の欠片も見つけられない」「被告を死刑に処するのが相当」。論告求刑での検察側の厳しい言葉にもS被告が表情を変えることはなく、じっと前を見詰めてその主張を聞いていました。

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