ビートルズ『プリーズ・プリーズ・ミー』一発録りのファーストアルバム

1963年発売のビートルズのファーストアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』を紹介します。原題は、The BeatlesPlease Please Me with Love Me Do and 12 Other Songs』。

1962年に録音されたシングル『ラヴ・ミー・ドゥ』『プリーズ・プリーズ・ミー』のA面B面の合計4曲を除き、14曲中10曲が1963年2月11日、たった1日で録音されています。原則一発録りであり、ライヴアルバムのような印象です。
アルバムの構成は「レノン=マッカートニー」作品が8曲、カバー曲が6曲です。リードヴォーカルはジョンが5曲、ポールが4曲、二人のツインヴォーカルが2曲、ジョージが2曲、リンゴが1曲です。
それでは、アルバムを紹介していきましょう。(オリジナルがレコード盤なので、A面・B面で紹介します。)

A-1 アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(ポール・マッカートニー)

ポールの作品です。ポールによる「one, two, three, four!」のカウントでスタートする、ビートルズのロックンロールナンバーの名曲の1つです。ポールのコンサートではよく演奏される曲で、1990年に発売された『ポール・マッカートニー・ライブ!! (TRIPPING THE LIVE FANTASTIC)』、2002年に発売された『バック・イン・ザ・U.S.』に収録されています。2009年発売の『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ』では、ポールとビリー・ジョエルが共演しています。また、本曲は1974年11月28日のマディソン・スクエア・ガーデンでのエルトン・ジョンのコンサートにジョン・レノンが飛び入り参加して3曲共演したうちの1曲です。

スポンサーリンク

A-2 ミズリー(ジョン・レノン、ポール・マッカートニー)

ジョンとポールが共作したキャッチーなミディアムナンバーです。当時、イギリスの人気女性歌手として一世を風靡したヘレン・シャピロのために書いた曲でしたが、マネージメントサイドから歌詞が暗いと断られ、自分らで歌うことになった曲です。

A-3 アンナ(ジョン・レノン)

ソウルのパイオニア、アーサー・アレキサンダーが1962年に発表した曲のカバーです。黒人ミュージシャンの影響を大きく受けているジョンの切々と歌い上げるヴォーカルは最高です。ジョンは次作『ウィズ・ザ・ビートルズ』で本曲のオリジナルを目指した『オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ』を作りました。

A-4 チェインズ(ジョージ・ハリスン)

アメリカの黒人女性コーラスグループ、クッキーズが1962年に発表した楽曲をジョージのヴォーカルでカバーしています。可愛らしく陽気な曲をジョージは表現力豊かに歌い上げています。

A-5 ボーイズ(リンゴ・スター)

アメリカの黒人女性コーラスグループ、シュレルズが1960年に発表した楽曲をリンゴのヴォーカルでカバーしています。リンゴはビートルズに一番最後に加入したメンバですが、本曲はメジャーデビュー前のドラマー、ピート・ベストの持ち歌でもありました。リンゴも本曲をコンサートでよく歌っており、2016年の来日ツアーでも本曲を歌いました。

A-6 アスク・ミー・ホワイ(ジョン・レノン)

セカンドシングル『プリーズ・プリーズ・ミー』のB面曲です。しなやかなメロディーとコーラスの私の大好きな曲です。ジョンは敬愛するスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの楽曲をイメージして本曲を作りました。

A-7 プリーズ・プリーズ・ミー(ジョン・レノン)

セカンドシングルとしてイギリスで1位を獲得し、ビートルズのサクセスストーリーを幕開けした曲です。初期のビートルズサウンドの要であるジョンのハーモニカが気持ちイイです。モノラル盤とステレオ盤でテイクが違っており、ステレオ盤でジョンが歌詞を間違えているのは有名です。

B-1 ラヴ・ミー・ドゥ(ポール・マッカートニー)

ビートルズのデビュー曲です。ポールが10代に書いた曲で、メジャーデビュー前から好んで演奏していた曲です。フレーズ最後の「ラヴ・ミー・ドゥ」と歌うところは本来はジョンのソロパートでしたが、ジョンは被せてハーモニカを吹かなければいけないため、急遽ポールのソロになりました。ポールの「ラヴ・ミー・ドゥ」の歌声は緊張で声が震えています。
他に有名なエピソードとして、ドラムを叩いているのはリンゴではなく、セッションドラマーのアンディ・ホワイトであることがあります。隣でタンバリンを叩いたリンゴはさぞ悔しかったでしょう。リンゴは「僕のほうがアンディよりうまく叩けた」と屈辱のレコーディングを振り返っています。但し、リンゴがドラムを叩いた本曲も存在します。シングルのファーストプレスがその幻のバージョンで、ベストアルバム『パスト・マスターズ』に収録されています。
本曲は2017年4月のポールの東京ドームコンサートで演奏されました。リンゴの1998年のアルバム『ヴァーティカル・マン』ではリンゴのヴォーカルの本曲を楽しめます。

スポンサーリンク

B-2 P.S.アイ・ラヴ・ユー(ポール・マッカートニー)

デビューシングル『ラヴ・ミー・ドゥ』のB面曲ですが、当初はA面候補でした。作詞作曲とヴォーカルはポールで、コーラスはジョンとジョージです。本曲でもドラムはアンディ・ホワイトで、リンゴはマラカスを振っています。

B-3 ベイビー・イッツ・ユー(ジョン・レノン)

アメリカの黒人女性コーラスグループ、シュレルズが1962年にヒットさせた楽曲をジョンが歌っています。ジョンは思い入れたっぷりに堂々と歌っており、ポールとジョージがコーラスをつけています。

B-4 ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット(ジョージ・ハリスン)

ジョンがディズニー映画『白雪姫』の挿入歌の歌詞に影響を受けて作った曲をジョージが歌いました。ジョージは頼りない感じでヴォーカルを取っていますが、私は大好きな曲です。ジョージはカバー曲と違いお手本が無かったため「どう歌ったらよいか全くわからなかった」と振り返っています。ビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタスにも提供された曲です。

B-5 蜜の味(ポール・マッカートニー)

原題は『A Taste of Honey』。1960年に上演された同名のブロードウェイミュージカルのために作られた楽曲のカバーで、ヴォーカルはポールです。ポールは父親がジャズミュージシャンであったこともあり、幼い頃から多方面の音楽に親しんでいました。ポールはメジャーデビュー前から本曲をレパートリーにして、ハンブルグ等で演奏しています。一方のジョンは本曲を嫌っており、ライヴではサビの歌詞を「A Waste Of Money(金の無駄遣い)」と替えて歌いました。

B-6 ゼアズ・ア・プレイス(ジョン・レノン、ポール・マッカートニー)

全編をジョンとポールの二人でヴォーカルを取っています。哀し気なハーモニカの音色、ちょっと変わったメロディー、抜群のコーラスワーク、そして意外な展開のサビと、ビートルズ初期の隠れた名曲です。ジョンは本曲について「モータウンの様な黒人音楽を意識したもの」と語っています。

B-7 ツイスト・アンド・シャウト(ジョン・レノン)

1961年にトップ・ノーツというグループがフィル・スペクターのプロデュースでリリースした楽曲です(フィル・スペクターは後にビートルズのアルバム『レットイットビー』をプロデュースしました)。1962年にはアイズレー・ブラザーズが本曲をカバーしてヒットさせています。ビートルズのメジャーデビュー前からのジョンの愛唱歌で、ビートルズのコンサートでは必ずといっていいほど演奏された曲です。ジョンの喉を振り絞ったヴォーカルは誰にも真似できない程の豪快なシャウトであり衝撃的です。レコーディングでジョンは気合いを入れるために上半身裸で歌ったと云われています。

若さ爆発のビートルズのアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』をぜひ聴いてみてください!

スポンサーリンク

台風12号が西日本横断、暴風・土砂災害など警戒

台風12号は三重県伊勢市付近に2018年7月29日午前1時ごろ上陸後、勢力を弱めながら東から西に逆走する異例のコースを進みました。西日本豪雨の被災地を含む広い範囲に激しい雨が降りました。30日にかけて九州北部を横断して東シナ海に抜ける見通しです。速度の低下に伴い、影響が長く続くため、気象庁は暴風や土砂災害、河川の増水・氾濫、高波、高潮に警戒を呼び掛けました。

気象庁によると、レーダーによる解析で29日未明には奈良県桜井市付近などで1時間に120ミリ以上の激しい雨が降ったとみられています。30日正午までの24時間予想雨量は多い地域で四国と九州200ミリ、東海150ミリ、中国100ミリとなっています。

また、台風の後は天候の回復に伴って気温が上昇するため、再び熱中症対策が必要になります。

スポンサーリンク

台風12号が接近、気象庁が「危険度分布」の利用呼びかけ

気象庁は、台風12号が接近していることを受け、雨による災害発生の危険度を表示する「危険度分布」を利用し避難の参考にするよう呼びかけています。雨による災害発生の危険度を地図上に表示する「大雨警報(浸水害)の危険度分布」「洪水警報の危険度分布」「土砂災害警戒判定メッシュ情報」を気象庁ホームページで提供しています。

台風12号は、強い勢力を維持し2018年7月28日午後には関東甲信地方にかなり接近し、29日明け方までに東海地方または西日本に上陸する見込みとなっています。この台風の影響で最大500ミリの雨量になるそうです。これは、水たまりができれば水深50センチになり、非常に危険です。

自治体などの情報に加え、「危険度分布」も活用して台風に備える必要があります。

スポンサーリンク

ラオスで建設中のダム決壊、被害拡大懸念

ラオス南部で建設中のダムが2018年7月23日の夜に決壊しました。数百人が行方不明になっていて、救助活動が続いています。数日中にまとまった降雨が予想されており、洪水被害の拡大が懸念されています。

国営メディアの2018年7月25日の報道によると、少なくとも19人が死亡、6000人以上の人々が洪水による被害を受けました。

このダムは、韓国、タイ、ラオス、3か国の企業の合弁会社が建設していて、来年の運転開始に向け約9割が完成していました。決壊の詳しい原因はわかっていませんが、一部の韓国メディアは「手抜き工事の可能性も排除できない」と指摘しています。一方、建設に参加した韓国のSK建設は、想定外の大雨による自然災害だと主張しています。

スポンサーリンク

高齢夫婦が運転する車、10m崖下に転落

2018年7月23日午後2時ごろ、山形県上山市の国道で乗用車が反対車線にはみ出し、そのまま転落しました。消防などによりますと、この事故で、乗用車に乗っていた山形市に住む高齢の夫婦とみられる男女2人が心肺停止の状態です。後続車のドライバーによりますと、事故当時、乗用車は蛇行したりブレーキを掛けた様子はなかったそうです。現場は緩い左カーブで、警察が事故の原因を調べています。

カーブでの事故はよく起きています。カーブを曲がるコツは、減速してコーナーに入り、加速しながら出ていくことです。「スローイン・ファストアウト」と呼ばれています。スピードが速くなると遠心力も強くなり、車線をオーバーする原因になるので、コーナーに入る際は、スピードを抑えた運転を心掛けましょう。

スポンサーリンク

『ウィズ・ザ・ビートルズ』ジョン・レノンの凄まじい勢いを感じるアルバム!

1963年発売のビートルズのアルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』を紹介します。原題は、The BeatlesWith the Beatles』。

アルバムの構成は「レノン=マッカートニー」作品が7曲、ジョージ・ハリスンの作品が1曲、カバー曲が6曲です。ジョージは初めて作詞作曲した『ドント・バザー・ミー』を含む4曲を歌っており、ビートルズのアルバムの中でジョージが一番活躍しているアルバムとも言えるかもしれませんが、14曲中7曲はジョン・レノンのヴォーカルであり、オープニングの『イット・ウォント・ビー・ロング』からラストの『マネー』までジョンの凄まじい勢いを感じるロックンロールアルバムです。

デビュー翌年のビートルズの2作目のアルバムです。この時期のビートルズは『フロム・ミー・トゥ・ユー』『シー・ラヴズ・ユー』『抱きしめたい』と大ヒットを連発していましたが、これらシングル曲を(B面曲を含めて)本アルバムに入れていません。ビートルズはシングルとアルバムで曲を被らせないことで、ファンに損をさせない優しいグループでした。デビュー2作目なのにシングル作品でアルバムをリードしようという考えなど毛頭ないところにビートルズの偉大さを感じます。

それでは、アルバムを紹介していきましょう。(オリジナルがレコード盤なので、A面・B面で紹介します。)

A-1 イット・ウォント・ビー・ロング(ジョン・レノン)

ジョンの作品です。ジョンの歌い出しで突然スタートし、ジョンのYeah!にポールとジョージがYeah!で返す掛け合いの繰り返しが急な出来事といった感じで、サプライズ感が満載のオープニングです。聴いていて気持ちが良くなる私の大好きな曲です。『シー・ラヴズ・ユー』同様にYeah!のコーラスが特徴的で、初期のビートルズらしい勢いのある曲です。もともとはシングル用に制作された曲でしたが、『シー・ラヴズ・ユー』に似ていたためかアルバムに回されました。

スポンサーリンク

A-2 オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ(ジョン・レノン)

ジョンの作品です。後にジョンは本曲について「trying to do Smokey Robinson again(スモーキー・ロビンソン・サウンドを作りたかった)」とコメントしています。黒人ミュージシャンの影響を大きく受けているジョンは、デビューアルバム『プリーズプリーズミー』で歌った『アンナ』(アーサー・アレキサンダーの作品)のオリジナルを目指して本曲に取り組みました。この作品も私の大好きな曲で、エンディングのジョンのハミングが印象的です。

A-3 オール・マイ・ラヴィング(ポール・マッカートニー)

ポールの作品です。イントロ無しでいきなりポールが歌い始めるアップテンポの曲で、ポールの初期の名作です。ジョンに「ポールは完璧な作曲の能力がある」と言わせたほどの完成度の高い曲で、間奏で聴かせるジョージのリードギターも美しいです。ポールはコンサートで本曲を頻繁に取り上げており、ポールのライヴアルバム『ポール・イズ・ライブ』、『バック・イン・ザ・U.S.ライブ2002』にも収録されています。

A-4 ドント・バザー・ミー(ジョージ・ハリスン)

ジョージの初作品です。それ以前にはジョンとの共作のインストルメンタル曲『クライ・フォー・ア・シャドウ』があるものの、1人で作詞作曲したのは初めてです。後にジョージは「あれは僕が生まれて初めて書いた曲だった。僕にも曲が書けるかどうかを試す練習の意味でね」と語っています。タイトルは「ほっといてくれ」の意味で「ジョンやポールが曲を書くのに君はなぜ作らないの?」と問われたことへの返答になっています。初作品ですが、なかなかの出来で、初々しさを感じる佳作です。

A-5 リトル・チャイルド(ジョン・レノン)

ジョンとポールの共作で、ヴォーカルはジョンです。ジョンの熱のこもったハーモニカが最初から最後まで鳴り響き、ブルージーな雰囲気を醸し出しています。この曲でポールが初めてレコーディングでピアノを弾きました。後にジョンは「たぶんリンゴのために書いたんじゃないかな」とおどけました。

A-6 ティル・ゼア・ウォズ・ユー(ポール・マッカートニー)

1957年のブロードウェイミュージカル『ミュージックマン』の劇中で使用された楽曲をポールが歌っています。ポールの甘い歌声のバラード曲です。間奏のジョージの巧みなアコースティックギターソロが素晴らしく、演奏でも大活躍しています。

A-7 プリーズ・ミスター・ポストマン(ジョン・レノン)

アメリカのモータウン所属の黒人女性ヴォーカルグループ、マーヴェレッツによる1961年の全米No.1ヒットのカバーです。 リードヴォーカルはジョンで、ポールとジョージを交えた3人のコーラスの掛け合いが素晴らしく、ビートルズは完全に自分達の曲にしています。堂々としたジョンの歌声は初期のビートルズの大きな魅力でした。

B-1 ロール・オーヴァー・ベートーヴェン(ジョージ・ハリスン)

チャック・ベリーの楽曲のカバーで、ロックンロールのスタンダードナンバーをジョージが歌っています。イントロのギターもジョージが演奏しています。ビートルズのメジャーデビュー前はジョンのレパートリーでしたが、途中でジョージに引き継がれました。迫力あるジョンと違いジョージのヴォーカルは線が細いですが、ノリのよいギタープレイとのセットで独自のロックを作り上げています。1991年12月のジョージの日本ツアーではアンコール曲で歌われ、ライヴアルバム『ライヴ・イン・ジャパン』にも収録されています。

B-2 ホールド・ミー・タイト(ポール・マッカートニー)

ポールの作品です。ファーストアルバム『プリーズプリーズミー』のレコーディングでも録音されていた曲ですが、そこではボツになった曲です。セカンドアルバムで改めてレコーディングされ、日の目を見ました。ポールはこの10年後の1973年、ウイングスのアルバム『レッド・ローズ・スピードウェイ』のラストのメドレーに同名タイトルの別の曲を入れます。その際に本曲について尋ねられたポールは「よく覚えていない」とコメントしました。自分で作った曲なのに記憶に残らない程度の作品だったようです。

スポンサーリンク

B-3 ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー(ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン)

ジョンとジョージが敬愛するスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの楽曲のカバーで、二人で歌っています。ジョンとジョージのツインヴォーカルの曲はビートルズの楽曲の中でこの曲だけです。映画『レットイットビー』でビートルズは本曲をスタジオ演奏していますが、このときはジョンといっしょにポールが頑張って歌っており、ジョージも歌いますが声量で負けてしまい悔し涙を流します。『レットイットビー』の頃はポールとジョージの仲は最悪で、ジョージの悔しさ・悲しさが映像から伝わりました。

B-4 アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン(リンゴ・スター)

ローリングストーンズのためにジョンとポールが作った作品です。ローリングストーンズのセカンドシングルを、リンゴのヴォーカルでビートルズがセルフカバーした形です。本曲はストーンズのメンバーの目の前で作られた作品で、ミック・ジャガーは「ポールとジョンの曲作りは見事だった。かなり売れ線の曲だったし、二人が一番良い曲のひとつを俺たちに快くくれたことに驚いていた」と語っています。これに対してジョンは「通行人に配るチラシみたいなものだったのさ。ビートルズではリンゴが歌って、ストーンズは自分たちの曲を演ったんだ。ぼくらが連中をどう見ていたかが、これでわかる。良いものを連中にやる気はなかったさ」と後に発言しています。ジョンは「ほとんどポールが書いていて、仕上げを手伝っただけ」とも語っています。一方のポールはお気に入りの曲で、2017年4月の東京ドーム公演で演奏しています。ポールのライヴアルバム『ポール・イズ・ライブ』にはサウンドチェックで歌った本曲が収録されています。

さて、ビートルズバージョンのヴォーカルをとったリンゴにとって本曲は彼のライヴでの十八番になりました。1966年のビートルズの日本武道館公演でも演奏されていますし、リンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドでも定番曲です。2016年のリンゴの来日ツアーでも演奏されました。

B-5 デヴィル・イン・ハー・ハート(ジョージ・ハリスン)

アメリカのモータウン所属の黒人女性ヴォーカルグループ、ザ・ドネイズが1962年にリリースした楽曲のカバーで、ジョージのヴォーカルです。オリジナルは『デヴィル・イン・ヒズ・ハート』で女性から男性に向けての歌詞でしたが、ビートルズは男性から女性に向けての歌詞に変更しました。ジョージはマネージャーのブライアン・エプスタインが経営するレコード店でこの曲を見つけ、自らこの曲のカバーを提案しました。ジョージは繊細ながらエネルギッシュに歌っています。

B-6 ナット・ア・セカンド・タイム(ジョン・レノン)

ジョンの作品で、これも私の大好きな曲です。ピアノを弾いているのはプロデューサーのジョージ・マーティンです。この曲もスモーキー・ロビンソン&ミラクルズの影響を受けて作られた曲ですが、1980年に本曲について聞かれた際は「覚えていない(笑)」とジョンは答えています。

B-7 マネー(ジョン・レノン)

バレット・ストロングが1959年にリリースした楽曲のカバーで、ジョンのヴォーカルです。喉を振り絞り熱唱するドスのきいたジョンのヴォーカルは圧倒的であり、破壊的です。『ツイスト・アンド・シャウト』と並ぶ、ジョンの最高のパフォーマンスです。1969年9月13日、ジョンはカナダのトロントで行われた「ロックンロール・リバイバル」に参加し、ザ・プラスティック・オノ・バンドとして本曲を演奏しています。メンバーはジョン、ヨーコ、エリック・クラプトン(ギター)、クラウス・ブーアマン(ベース)、アラン・ホワイト(ドラム)で、このときの演奏はライヴアルバム『平和の祈りをこめて(Live Peace in Toronto 1969)』で聴くことができます。本アルバムもこのライヴアルバムもジョンの凄まじい勢いを感じることができます。

『ウィズ・ザ・ビートルズ』はおすすめアルバムです。ぜひ聴いてみてください!

スポンサーリンク

テン選手刺殺、2人の容疑者を拘束

2014年ソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子の銅メダリスト、デニス・テン選手(25)が刺殺された事件で、同国の最大都市アルマトイの地元警察は2018年7月20日の夕方、2人目の容疑者を拘束しました。先に拘束された容疑者とともに容疑を認めているといいます。

容疑者らは19日に、アルマトイ中心部で、テン選手の車からミラーを盗もうとして口論になり、右太もも上部など複数箇所をナイフで刺して出血性ショックで死亡させたとされています。事件時2人は刺した相手が誰か分からず、逃走中にインターネットでテン選手だったことを知ったそうです。

21日に最大都市アルマトイで開かれる市民葬を前に、国内は追悼ムードに包まれました。一部のテレビ放送は、哀悼の意を表すため白黒の画面で放送されることになりました。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「偉大な選手であり、フィギュアスケート界の素晴らしい大使だった。こんなに若くして亡くなるとは大きな悲劇だ」との声明を出しました。

猛暑の影響で熱中症を訴える人続出、7人死亡

日本列島は2018年7月19日も高気圧に覆われて気温が上がり、各地で35度以上の猛暑日になりました。熱中症とみられる症状で救急搬送された人は全国で2千人以上にのぼり、6県で7人が死亡しました。厳しい暑さはまだまだ続く見通しで、気象庁は水分補給などの熱中症の対策を呼び掛けています。

搬送者の内訳は、大阪府225人、愛知県179人、埼玉県173人、東京都131人など。

また、高齢者の熱中症による死亡事例も起きています。外に出るときは、水分補給をこまめにとりましょう。

【西日本豪雨】20時間以上閉じ込められた家族を自衛隊が救出

西日本豪雨で多数の犠牲者が出た広島県東広島市で、土砂に押しつぶされた家屋に20時間以上、閉じ込められた家族3人が自衛隊に救出されました。土砂や倒木に覆われた道を進み、救助に当たった陸上自衛隊海田市駐屯地(広島県)の田中耕一1等陸尉(48)は「何があっても助けたかった」と振り返りました。

倒壊した2階建ての木造住宅に、祖母、父親、次男の3人が取り残されたままとなっていました。田中さんら約25人の隊員が現場に着いたのは、2018年7月7日午後8時半ごろです。途中に6カ所の土砂崩れがあり、通常は1時間半ほどの道のりが、7時間もかかりました。

救助中、姿は見えなかったものの、呼び掛けへの反応があったといいます。到着から数時間後に全員を救出でき、田中さんは「無事に救出できたことを隊員みんなが喜んでいる」と話しました。

女子中学生、販売目的で大量万引き

2018年7月13日、東京と埼玉に住む中学3年の女子生徒2人が、東京・渋谷区の生活雑貨店で、美容液など約60点、9万円相当を万引きした疑いで逮捕されました。女子中学生らは、もっていたバッグに商品をいれていたところ、巡回中の警備員にみつかり、現行犯逮捕されました。

2人は動機について、「インターネットで販売してお金を稼ごうと思った」と話しているといいます。

一般人が商品をインターネットで売れるようになった現代らしい犯罪ですね。