【レポート】ポール・マッカートニー東京ドームコンサート(2018/11/1)

2018年11月1日のポール・マッカートニーのコンサートに行ってきました。東京ドーム2日目です。

1. ア・ハード・デイズ・ナイト

今回のツアーのオープニングもこの曲でした。1964年7月リリースのビートルズ7枚目のシングル曲です。発売当時の日本でのタイトルは『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』で、これは映画評論家の水野晴郎が名付けたものです。

レノン=マッカートニー作品で、この曲はどちらかというとジョン・レノンの作品ですが、現在のポールはジョンと一体になっている心境なのでしょう。オープニングからドーム全体で大盛り上がりです。
It’s been a hard day’s night, and I’ve been working like a dog(今日はきつかったなぁ、犬みたいに働いてさ)

2. ジュニアズ・ファーム

前日の2曲目は『ハイ・ハイ・ハイ』でしたが、2日目は『ジュニアズ・ファーム』でした。1974年10月リリースのウイングス9枚目のシングル曲です。

この日もポールは気持ちのよいロックンロールを聴かせてくれました。
Let’s go let’s go let’s go let’s go. Down to Junior’s farm where I want to lay low(さあ行こう、ジュニアの農場へ。のんびりと横になって暮らすんだ)

3. キャント・バイ・ミー・ラヴ

前日の3曲目は『オール・マイ・ラヴィング』でしたが、2日目はノリノリの『キャント・バイ・ミー・ラヴ』でした。1964年3月リリースのビートルズ6枚目のシングル曲です。

私の周りは大きな声でいっしょに歌っている人が多かったです。
I don’t care too much for money, Money can’t buy me love(金なんでどうでもいい、金じゃ愛は買えない)

4. ワインカラーの少女

原題は『Letting Go』。1975年9月リリースのウイングス11枚目のシングルで、私の大好きな曲です。

曲の途中からホーンセクションが満員のアリーナ客席に登場し、びっくりしました。とてもクールな演出でした。
Ah, she tastes like wine(あの娘はまるで甘美なワインの味)
Such a human being so divine(とても人間とは思えない神々しさ)

5. フー・ケアズ

2018年9月7日に発売された新作『エジプト・ステーション』収録のロック曲で、孫のような若いファンへのポールからのメッセージソングです。
Who cares about you?  I do(誰が君を気にしてる? 僕が気にしてるよ)

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6. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ

1966年発売のビートルズのアルバム『リボルバー』収録曲です。前日には演奏されなかったので、2日目参加でラッキーでした(笑)。ポールのライブで時々取り上げられる曲で、ライブアルバムでは1990年発売の『ポール・マッカートニー・ライブ!!』、2009年発売の『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ』に収録されています。今回はホーンセクションも加わり、圧巻の演奏でした。
I was alone, I took a ride, I didn’t know what I would find there(ひとりぼっちが淋しくて旅に出た。旅先で何が見つかるか検討もつかなかったけど)

7. カム・オン・トゥ・ミー

『エジプト・ステーション』の先行シングルとして2018年6月にリリースされた、ポールが言うところの「口説きソング」です。ナンパする歌詞を書ける76歳のポール、すごいです。
I saw you flash a smile, that seemed to me to say. You wanted so much more than casual conversation(君から微笑みかけてきたから普通の話をする以上のことを望んでいるんじゃないの?)

今回の演奏ではイントロで『バック・イン・ブラジル』の「イチバン!イチバン!イチバン・バン・ババンバン!」というフレーズが歌われましたが、これには伏線があります。本ツアー開始のカナダに駆けつけた音楽評論家の湯川れい子さんが「(バック・イン・ブラジルを日本で演奏してくれたら)皆で大きな声でイチバン!って歌って参加しますよ」と話したことに対して「そうだね、練習しておかないといけないね」とチャーミングにポールは答えました。ポールは「イチバン!」の演奏を本当に実行してくれました。

8. レット・ミー・ロール・イット

1973年12月リリースのウイングスのアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』に収録されていた曲で、ポールのライブでは定番のカッコいい曲です。ライブアルバムの収録も多く、1976年の『ウイングス U.S.A.ライヴ(Wings Over America)』、1993年発売の『ポール・イズ・ライヴ』、2002年発売の『バック・イン・ザ・U.S.』、2009年発売の『グッド・イヴニング・ニューヨーク・シティ』に収録されています。
I want to tell you, and now’s the time(君に今、伝えたい)
I want to tell you that You’re going to be mine(君はもうすぐ僕のものと伝えたい)

続けて演奏されるのはザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの『フォクシー・レディ』です。この日もポールは「ジミ・ヘンドリックスに捧げる」とMCしていました。

9. アイヴ・ガッタ・フィーリング

1970年発売のビートルズのアルバム『レット・イット・ビー』収録曲です。中間部は元々は別の曲であったジョン・レノンの『Everyone had a hard year』で、最後に二つのメロディーが重なる、まさにレノン=マッカートニー作品です。ジョン・レノンのパートはバンドのメンバーが歌いました。
I’ve got a feeling, a feeling deep inside, oh yeah, that’s right(心の底から何かを感じる、何かを感じるんだ)

10. 幸せのノック

原題は『Let’em In』。1976年7月リリースのウイングス14枚目のシングルでした。

この曲からポールはグランドピアノに移り、オリジナルと同じくチャイムの音から演奏が開始されました。ライヴで取り上げられるのは珍しい曲で、ウイングスのツアー以来かもしれません。
Someone’s knocking at the door, somebody’s ringing the bell(誰かがドアをノックしてる。誰かがベルを鳴らしてる)

11. マイ・ヴァレンタイン

アルバム『キス・オン・ザ・ボトム』の先行シングルとして2011年12月にリリースされた曲で、現在の妻、ナンシーへ捧げた曲です。ジャズスタンダード風のしっとりした曲をポールは歌い上げました。
What if it rains, we didn’t care, she said that someday soon the sun was going to shine(雨など僕らは気にしなかったよ、すぐに太陽が輝き出すわって彼女は言ったんだ)

12. 西暦1985年

原題は『Nineteen Hundred And Eighty Five』。1973年12月リリースのウイングスのアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』に収録されていた曲で、最近のポールのライブでは定番になっています。ピアノのメロディーが張りつめた雰囲気を醸し出します。ポールはいつもウイングスファンのために歌うと言ってから本曲の演奏を開始します。
Oh, no one ever left alive in nineteen hundred and eighty five will ever do(1985年にもなれば、もう誰も生き残っていないわよ…)

13. 恋することのもどかしさ(メイビー・アイム・アメイズド)

原題は『Maybe I’m Amazed』。1970年4月リリースのポール初のソロアルバム『マッカートニー』収録曲です。1976年12月リリースの『ウイングス U.S.A.ライヴ(Wings Over America)』にも収録され、このときのアレンジと演奏が素晴らしく、ウイングス15枚目のシングルとしてシングルカットされました。このときの邦題は『ハートのささやき』で、1つの楽曲に2つの邦題が与えられた曲です。今回のツアーの演奏もウイングスのアレンジを踏襲しており、本当にカッコイイです。ポールの名曲中の名曲で、この曲を生で聴けて本当に幸せです。
Baby I’m amazed at the way You love me all the time(君が僕のこと、こんなに愛しているなんて驚きだよ)
And Baby I’m afraid of the way I love you(だから君を好きになるのが恐いんだ)

14. 恋を抱きしめよう

原題は『We Can Work It Out』。ここからポールはアコースティックギターを持ちます。前日はここでは『夢の人(I’ve Just Seen A Face)』が演奏されましたが、2日目は『恋を抱きしめよう』でした。1965年12月リリースのビートルズ11枚目のシングル曲で、『デイ・トリッパー』との両A面シングルでした。

中間部のジョン・レノンのパートで三拍子になるのはジョージ・ハリスンのアイデアであったと言われています。
Life is very short and there’s no time for fussing and fighting my friend(人生はとても短いから、くだらないことで喧嘩をしている暇はない)

15. イン・スパイト・オブ・オール・ザ・デンジャー

1958年7月、ビートルズの前身であるクオリーメンの時代にジョン、ポール、ジョージが初めてレコーディングした曲で、『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』に収録されています。このレコーディングでヴォーカルを取ったのはジョンで、レーベルにはマッカートニー=ハリスン作と記されましたが、ポールは実際には自分が単独で作った曲であったと話しています。ポールは自分の人生を振り返ってなのか、本曲を前回のツアーから取り上げています。初めて聴く人も多かったと思いますが、ポールのリードで会場全体できれいにコーラスできたのは、さすがポールです。
I’ll do anything for you, anything you want me to, if you’ll be true to me(君のためなら何だってする。君がして欲しいって言うなら何でも。誠実でいてさえくれれば)

16. フロム・ミー・トゥ・ユー

本国イギリスで1963年4月に発売されたビートルズ3枚目のシングルです。

今回のツアーで50年以上ぶりに披露されるということで話題になっていました。ジョンとポールが二人でいっしょに作った曲で、二人は「ツアー移動中のバスの中で暇つぶしに書いた」と天才ならではの発言をしています。初期のビートルズのキャッチ―な曲を会場全体で合唱しました。
If there’s anything that you want, if there’s anything I can do(何か欲しいものがあったら、何か僕にできることがあったら)
Just call on me and I’ll send it along with love from me to you(遠慮せずに言ってよ、すぐに送るから。愛をこめて僕から君へ)

17. ラヴ・ミー・ドゥ

本国イギリスで1962年10月に発売されたビートルズのデビュー曲です。フレーズ最後の「ラヴ・ミー・ドゥ」と歌うところは本来はジョンのソロパートでしたが、ジョンは被せてハーモニカを吹かなければいけないため、急遽ポールのソロになりました。レコードでポールの「ラヴ・ミー・ドゥ」の歌声は緊張で声が震えており、このエピソードをポールはMCしていました。
Love, Love me do(愛しておくれ)
You know I love you(わかっているだろ、愛してるんだ)
I’ll always be true(いつまでも僕の心は変わらない)
So please love me do(だからお願いだ、愛しておくれ)

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18. ブラックバード

1968年発売のビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』(俗称『ホワイトアルバム』)収録曲です。ポールはいつものように黒人の公民権運動家の女性を励ますために書いた曲であることを話し、アコースティックギター1本で渾身の歌声を東京ドームに響かせました。この日最高のパフォーマンスであったと思います。感動しました。
Blackbird fly into the light of the dark black night(ブラックバードよ飛べ、暗い闇夜の光の中へ)

19. ヒア・トゥデイ

1982年4月リリースのソロアルバム『タッグ・オブ・ウォー』収録曲で、1980年12月8日に殺害されたジョン・レノンへの追悼歌です。ポールはこの日もジョンのために歌うと話して、哀しみの曲を歌いました。
And if I say I really knew you well, What would your answer be?(もし僕が君のことならよく知ってるよと言ったら、君は何て答えただろう?)
If you were here today, uh, uh, uh, here today(もし今ここに君がいたなら、今ここにいたなら…)

20. クイーニー・アイ

この曲からポールはマジックピアノに移動します。2013年10月リリースのアルバム『New』収録曲で、シングルカットもされました。ミュージックビデオにジョニー・デップ、メリル・ストリープをはじめとする著名人が多数出演して話題となった曲です。ノリのよいライヴ向けの曲で、とても盛り上がりました。
Let’s shout yeah hey yeah hey yeah hey yeah hey yeah hey yeah hey(叫ぶんだ yeah hey …)
Hear the people shout yeah hey yeah hey yeah hey yeah hey hey yeah(みんなも叫んでる yeah hey …)

21. レディ・マドンナ

1968年3月リリースのビートルズ17枚目のシングル曲です。

今回の演奏はサックスソロが入り、以前のツアーの演奏よりもパワーアップしました。
Lady Madonna, children at your feet, wonder how you manage to make ends meet(レディ・マドンナ、子供たちを引き連れて、どうやって毎日やりくりしてるんだろう)

22. エリナー・リグビー

ここからポールはまたギターを持ちます。1966年8月リリースのビートルズ13枚目のシングル曲で、『イエロー・サブマリン』との両A面シングルでした。

この日、なんとポールは出だしを間違い、演奏のやり直しとなります。ポールは「みんなをびっくりさせるために、わざとやったんだよ」とおどけていました。
All the lonely people, where do they all come from?(あの孤独な人達は、みんなどこから来るのだろう)
All the lonely people, where do they all belong?(あの孤独な人達は、どこに居所があるのだろう)

23. ファー・ユー

『エジプト・ステーション』の先行シングルとして2018年8月にリリースされた、ファンキーな曲です。『エジプト・ステーション』のプロデューサーはグレッグ・カースティンですが、この曲だけライアン・テダーのプロデュースで、ポールは「ちょっとダーティなラヴソング」と発言しています。今風の音楽で、新たな音楽を追及し続けるポールは本当にすごいです。
Come on baby now, let me look at you(さあ出てきて見せて、ベイビー)
Talking ‘bout yourself, try to tell the truth(自分のことを話して、真実を言って)

24. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト

1967年発売のビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』収録曲です。最近のツアーでは必ず演奏されており、ポールは『サージェント・ペパーズから』とMCして演奏を開始します。ドーム全体にきれいなレーザービームが照射される演出でした。ジョン・レノンの曲ですが、ポールはファンのためにジョンの曲も歌いたいのでしょう。
For the benefit of Mr. Kite, there will be a show tonight on trampoline(カイト氏のために今宵、トランポリンでショーが行なわれます)

25. サムシング

1969年発売のビートルズのアルバム『アビイ・ロード』収録曲です。ビートルズ21枚目のシングル曲でもあり、これは『カム・トゥゲザー』との両A面シングルでした。

ジョージ・ハリスンが作った名曲中の名曲です。ポールはジョージとの思い出をMCした後に、ジョージからもらったウクレレで演奏を開始しました。そして最後に「ジョージ、美しい曲をありがとう」と天国のジョージに伝えました。
Something in the way she moves, attracts me like no other lover(彼女のしぐさはどことなく他の恋人になかったほど僕を惹きつける)

26. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ

1968年発売のビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』(俗称『ホワイトアルバム』)収録曲です。NHK『みんなのうた』で取り上げられたり、音楽の教科書にも載った有名曲です。ポールは「みんな歌って」とMCして、ドーム全体で大合唱となりました。
Desmond has his barrow in the market place, Molly is the singer in a band(デズモンドは市場に屋台を出していて、モリーはバンドの歌手なのさ)

27. バンド・オン・ザ・ラン

1973年12月リリースのウイングスのアルバム『バンド・オン・ザ・ラン』のトップに収録されていた曲で、ウイングス8枚目のシングル曲です。

3つのパートから構成される曲で、ポールはこの曲のように別々のメロディーの曲をつなげて1曲にするのが得意です。アルバム『バンド・オン・ザ・ラン』は名盤ですが、ポールもお気に入りのようで、この日のコンサートでも3曲が取り上げられました(定番の『ジェット』が今回無かったのは残念ですが)。
Stuck inside these four walls, sent inside forever(冷たい壁に囲まれて、長い長い牢暮らし)
Never seeing no one nice again like you(もう誰にも会えない、大好きな君にも)

28. バック・イン・ザ・U.S.S.R.

1968年発売のビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』(俗称『ホワイトアルバム』)のトップに収録されていた曲です。最近のポールのコンサートでは後半の盛り上がり曲の1つとして必ず取り上げられています。エネルギッシュなロックンロールを、この日もポールは熱唱してくれました。
I’m back in the USSR, you don’t know how lucky you are, boy(僕はソ連に帰ってきた。どれだけ幸せかわからない)

29. レット・イット・ビー

ポールはグランドピアノに再び移ります。そして、誰もが聴いたことがあるであろう、この名曲のピアノの前奏を弾き始めます。1970年3月リリースのビートルズ22枚目のシングル曲で、ビートルズ活動中の最後のシングルでした。

私が好きなビートルズの曲はたくさんありまずが、1位をつけるとしたらこの曲です。本当に幸せな夜でした。
When I find myself in times of trouble, Mother Mary comes to me(僕自身が窮地に陥ってしまったとき、マリア様が僕のもとに現れて)
Speaking words of wisdom “Let it be”(賢者の言葉を伝えてくれた「あるがままに」)

30. 007死ぬのは奴らだ

原題は『Live And Let Die』。1973年6月リリースのウイングス5枚目のシングルでした。007シリーズの映画主題歌で、ゆったりとした出だしから急に激しい展開になる映画音楽らしい曲です。

これが無ければポールのコンサートではないステージ上での爆発がこの日も繰り返され、大きく盛り上がりました。ポールはこの演出について「ジェームズ・ボンドといったら轟音と銃声だから」と答えています。
When you were young and your heart was an open book, you used to say live and let live(若く純白な心を持っていた頃、世の中は持ちつ持たれつと思っていた)

31. ヘイ・ジュード

アンコール前のラストは、やはりこの曲です。マジックピアノに移り、これも名曲中の名曲をポールは歌います。1968年8月リリースのビートルズ18枚目のシングル曲です。

この日も「na na na,na na na na … Hey Jude」のリフレインをドーム全体で歌いました。
Hey Jude, don’t make it bad(なあジュード、悪くとるんじゃない)
Take a sad song and make it better(悲しい歌だってもっとマシにできる)

【アンコール】
32. アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア

前日のアンコール1曲目は『イエスタデイ』でしたが、2日目は『アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア』でロックンロールから再スタートです。1963年発売のビートルズのデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のトップを飾った曲です。初期のビートルズのロックンロールに会場は大盛り上がりです。
Well, she was just 17, you know what I mean(うん、彼女はまだ17歳だった、どういう意味か分かるだろ)

33. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(リプライズ)

1967年発売のビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』収録曲です。『サージェント・ペパーズ』はステレオ盤とモノラル盤でかなり違うのですが、ポールは本当のオリジナルとも言えるモノラル盤にのみ入っているシャウト的なフレーズをいつも忠実に歌ってくれます。ペパー軍曹が魔法をかけ、アルバムジャケットに写る著名人が動き出す映像の演出で楽しませてくれました。
We’re Sergeant Pepper’s Lonely Hearts Club Band, we hope you have enjoyed the show(我々はサージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド、ショーを楽しんでいただけましたでしょうか)
Sergeant Pepper’s Lonely Hearts Club Band, we’re sorry but it’s time to go(サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド、残念ですがお別れの時間です)

34. ヘルター・スケルター

前曲に続けて、けたたましい音が鳴り響きます。ビートルズが作った最高のパンクロックにドーム全体が大興奮です。1968年発売のビートルズのアルバム『ザ・ビートルズ』(俗称『ホワイトアルバム』)収録曲で、2013年、2015年の東京ドーム公演と同じくアンコールで演奏されました。
When I get to the bottom, I go back to the top of the slide(滑り台の下まで行ったら、またてっぺんまで上って)
Where I stop and I turn and I go for ride(そこで立ち止まって回って、もうひとすべり)
Till I get to the bottom and I see you again(一番下まで行って、君に会うまで滑り続けるよ)

35. ゴールデン・スランバー/キャリー・ザット・ウェイト/ジ・エンド

楽しいショーの最後は今回も『アビイロード』のエンディングメドレーでした。ポールは日本語で「うちに帰る時間」と話して、笑いを取りながら最後の演奏を始めます。ビートルズが作った金字塔に感動、また感動です。
Once there was a way to get back homeward(家に帰る道が昔はあったんだ)
Once there was a way to get back home(自分の居場所に帰る道が昔はあったんだけれど)
Sleep pretty darling do not cry(おやすみ、愛しい人、もう泣かないで)
And I will sing a lullaby(僕が子守唄を歌ってあげるから)

ポールありがとう! また来てね!

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