【寝屋川】中1男女殺害、被告に死刑判決

大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人が遺体で見つかった事件の裁判員裁判で、大阪地裁は2018年12月19日、殺人罪に問われた無職山田浩二被告(48)に対し、求刑通り死刑とする判決を言い渡しました。

浅香竜太裁判長は、2人の殺害を認定した上で、「強固な殺意に基づく残忍で冷酷な犯行。うその供述を繰り返し、極刑はやむを得ない」と述べました。弁護側は即日控訴しました。

裁判で着目したのは、星野さんの遺体に残されたピンク色に変わった歯でした。専門家によると、ピンク歯は首を絞められた窒息などで起こるもので、窒息の過程で血圧が上がって歯の中の毛細血管が切れて染み出した血液が歯を染めるといいます。頭部に血がたまるのは首の圧迫か死後に逆さづりの体勢にされるかのいずれかだというが、星野さんの遺体は横たわって見つかったため、検察側は首を絞められたと主張していました。

また、平田さん死亡時の刑事責任能力も争点となり、弁護側は「心神耗弱状態だった」と刑の減軽を求めていました。判決は「発達障害の傾向はあるが、事件に与えた影響は限定的だった」として完全責任能力を認めました。

浅香裁判長は、「生命軽視の度合いが著しい」と指摘したうえで、被告が未成年7人に対する逮捕監禁罪などで服役した約10か月後に事件を起こしていたことから、「犯罪傾向は深化している」と言及しました。また、被告の公判供述を虚偽と断定し、「罪に向き合っておらず、更生はかなり困難だ」として死刑が相当と結論付けました。

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