堺あおり運転、殺人罪を適用

堺市南区で2018年7月、バイクに乗っていた大学4年の高田拓海さん(当時22)を「あおり運転」をして死亡させたとして、元警備員の中村精寛(あきひろ)被告(40)に対する裁判員裁判の判決が2019年1月25日、大阪地裁堺支部で開かれました。

安永武央裁判長は争点だった被告の殺意を認定しました。殺人罪を適用し、懲役16年を言い渡しました。

判決によると、中村被告は2018年7月2日の夜に、同区の大阪府道で車を運転中、高田さんが運転する大型バイクに車の前方に入られたことに腹を立て、高田さんを死亡させるかもしれないと認識しつつ、故意にバイクに衝突しました。

大阪地裁堺支部は中村被告の行為について「まれに見る殺人運転」とした検察側の主張をほぼ認め、あおり運転の様子を「怒りによる威嚇」と判断しました。注目されていた「はい、終わり」という言葉については、「口調の内容からすると、衝突は被告にとって想定内の出来事と推認される。軽い口調で、悲しみ・嘆きの吐露とはとうてい考えられない」と判断されました。

あおり運転に殺人罪を認定した、異例の判決となりました。

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